電子メールの仕組みとメールアドレス

電子メールの仕組み

電子メールを送るとき、次のようなことが起きています。

1.AさんP社というプロバイダの会社と契約していています。これからQ社というプロバイダと契約しているBさんにメールを送ろうと思います。

2.Aさんがメールを送信すると、そのメールはP社のメールサーバ(SMTPサーバ)に送られます。

3.P社のメールサーバ(SMTPサーバ)Aさんが書いたメールアドレスからアドレスの持ち主がQ社のプロバイダを使用していることを判断し、メールをQ社のメールサーバ(POPサーバ)に送ります。

4.Q社のメールサーバ(POPサーバ)では送られてきたメールアドレスから、契約者のBさん宛のメールだと判断し、Bさんに割り当てられた領域(フォルダ)にメールを入れておきます。

5.Bさんがメールの受信をしようとした時、Q社のメールサーバ(POPサーバ)の中の自分の領域(フォルダ)Aさんからのメールが届いているのを見つけて、メールを自分のパソコンに受信します。

 

 

メールアドレスの構造

メールアドレスはこのような構造になっています。

 

abc123 @ xyz . co . jp
a   b   c   d
a ユーザー名。アカウント、IDという言い方もする。自由に設定できる場合が多い、名前の部分。
b サブドメイン名。
c b で示される組織の属性を示すドメイン名。別表1参照
d 国を表すドメイン名。